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JavaからRubyへ

図書館で何気なく『JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド』という本を見かけました。
途中、カヤックの話題が何回か出てくるので「もしかして」と思っていたらやはり、
このサイトでも何度か触れた『軽快なJava』と同じ作者ではありませんか。

『軽快なJava』は、
EJBに代表される「甘やかされた肥満児になってしまったJava」に、
DI、アスペクト思考などの新しい考え方、Spring、Hibernate等の新世代のフレームワークによって
「新鮮な酸素を供給して健康を取り戻す」という内容でした。
本書からは、筆者のJavaに対する情熱、思い入れのようなものが感じられました。

それが、この『JavaからRubyへ』ではRubyに恋しているかのような変わりようです。

確かに「Javaは鯨打ち銃であり、身の回りにあるようなアプリケーションを狙うには重すぎる」
というのはそのとおりだと思います。
しかしそれにしても、Javaを長年教育し、コンサルティングし、書籍も何冊か執筆してきた、
いわばJavaを生業としてきたような筆者だけでなく、
Javaの世界で著名なビジョナリスト達も次々に惹きつけられてしまっているとは・・・

また

これまで Pythonの視覚的に美しいソース、「乾電池同梱」の考えにもとづく素晴らしいIDLEとライブラリに目を奪われて、Rubyはなんとなく食わず嫌いできたのですが、少し探ってみたいと思っています。


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